これまでも、ほころび不動産として空き家問題に取り組んで参りましたが、更なる問題解決に向け新たな交流イベント「廃墟サミット」を立ち上げました!
第1段は福井市古市の物件。
物件の所有者の方は普段海外にいて空き家となって5.6年経過している状況で相談を受けました。
福井新聞さんに取組みをご掲載いただきました。
掲載内容
「空き家活用 現場で相談」
空き家を市場に流通させて活用につなげる仕組みとして、県内の不動産や建築などの事業者でつくる有志グループ「ほころび不動産」は、物件を会場にした交流イベント「廃墟サミット」を立ち上げる。
実際の空き家を内覧しながら、売買や改装、DIYの相談に応じる。
第1弾を7日、福井市内の空き家で開く。
「ほころび不動産」は、不動産業者や工務店、設計事務所などの代表者や大工など職人ら30〜40代中心の12人で構成。
人口減少などで増える空き家を資源として活用するため、ワンストップで相談を受け付けて持ち主に解決策を提案している。
「廃墟サミット」は、空き家の売買を検討している人、物件の改装を学びたい人、空き家関連の事業に興味がある人を対象に開く。
持ち主が活用を検討している空き家を一度に多くの人に内覧してもらい、現場を見ながら具体的な相談ができる場をつくるのが狙い。
第1弾の会場は、福井市の築約50年の木造2階建て空き家(福井市古市1丁目)。
1階はスナックとして活用されていたのが特徴。
グループの黒川真行代表らメンバー3人が、金融や不動産の専門的立場から物件活用などの相談を随時受け付ける。午後1時から同3時まで出入り自由。
黒川代表は「通常では不動産業者が扱わないような物件も含めて情報発信して、空き家の市場を育てるきっかけにしていきたい」としている。